便利屋と一口にいっても、人によって行っている作業に大きな違いがあります。
便利屋は「なんでも屋さん」と言われるように、それこそ、どのような仕事でも喜んで引き受ける人もいますが、便利屋自身が作業内容を決めて仕事を受けるケースが多いです。
例えば、結婚式や葬式などで本人代行として参加する人もいれば、墓参りや家事、ペットの世話などの作業代行をする人もいます。
あなたも、便利屋と聞いてイメージするような業務ではないでしょうか。
新潟県で便利屋を営む小泉将範さんは、フランチャイズチェーンなどに参加することなく、脱サラして便利屋を開業したそうですが、初年度はろくな収入もなく、破産寸前の状況にまで追い込まれたといいます。
しかし、ある案件で、便利屋として短期間で大きく稼げる「3つの作業」に偶然出会うことができたため、その後は、小泉さんは「3つの作業」のみを徹底的に行うことで、売上・利益ともに右肩上がりに増えていきました。
この3つの作業は、
- 片付け・遺品整理(遺品整理士資格を取得すると有利)
- 転売(無料で引き取る場合は古物商免許が不要)
- 不動産買取・売却・貸し出し
であり、便利屋を始めたばかりの素人レベルでも無理なく業務が行えるものばかりです。
遺品整理の一環で、不動産売買の話が出る場合もあります。
そのチャンスを生かして安価に物件を購入し、貸し出すことで安定的な収入が期待できます。
異常なほどに安く買える場合が多いため、マンション一棟買いなどのように借金をする必要がなく、物件を持ち続けていても負担が少ないのがメリットです。
築年数が高いボロ屋になっていることが多いですが、便利屋の知識と経験を活かすことでリフォームなども最低限で済ませられます。
リフォーム業者に依頼するよりも安く済ませられる場合もあるでしょう。
「便利屋大百科2020」は、全くの素人が便利屋を新たに起業して、小泉さんが提唱する「3種類の作業」で短期間で収益化するための具体的な方法を学ぶことができるマニュアルです。
片付け・遺品整理でネックとなる「一般廃棄物の運搬処理」という問題をクリアするための方法に始まり、片付け・遺品整理で手に入れた商品をヤフオクやメルカリに売ったり、そこでも売れなかったゴミやガラクタを売却してお金にする方法を学べます。
さらには、最安値0円で不動産物件が手に入る方法も知ることができるので、不動産収入もあわせて期待ができます。