サッカーの上達に欠かせない要素の一つがドリブルです。
狙った相手にボールを渡すためのパスや狙った位置にボールを落とすためのキックも欠かせませんが、チームプレイが求められるサッカーにおいて、ドリブルが上手くできなければ、パスやキックだけが上達したところで意味がありません。
まともにドリブルができなければ、サッカーボールをコントロールすることもできませんし、簡単に相手チームの選手にボールを奪われてしまうような選手が試合に出場することは非常に困難です。
千葉県を中心に活動している少年サッカーチーム「JSC CHIBA」代表でU-12監督の川島和彦さんは、これまでに1,500名を超えるサッカー指導を行なってきましたが、ボールを「止める」、「運ぶ」、「蹴る」というドリブルの各要素は、パスやキックなどの他のプレイでも欠かせないため、ドリブルの上達は必要不可欠だと指摘します。
その上で、短時間でドリブルを効率よく上達するためには、ルーチンワークのような「作業」としてドリブル練習を行うのではなく、ちょっとした「遊びの要素」を入れることが望ましいと川島さんは指摘します。
「遊び」といっても、ふざけたことをするとか、サボるなどと言った悪い意味ではなく、サッカーを楽しんで自主的に取り組めるようにするために、目標を達成したら何か成果が得られるとか、ちょっとした競争を取り入れて、勝ち負けの要素を入れるなどの工夫をすることで、同じように練習しても練習の質が劇的に向上します。
そこで、ドリブルを効率よく上達するための具体的な練習法や上達法をまとめた、わんぱくドリブル軍団JSC CHIBAの『ドリブル基礎トレーニング 初級編』を公開しました。
年齢に関係なく、まったくのサッカー未経験者からでも取り組める内容のため、子供でも無理なく取り組めます。
>>「わんぱくドリブル軍団JSC CHIBAの『ドリブル基礎トレーニング 初級編』」の詳細はこちら
わんぱくドリブル軍団JSC CHIBAの『ドリブル基礎トレーニング 初級編』の内容
止める
- サッカー上達の「4つのストーリー」とは?
- 自由自在にボールをコントロールする秘訣とは?
- 足元50センチ以内でボールを止める技術を高める「7つのトレーニング」とは?
- 足元のボールをインステップで止める時の注意点とは?
- 試合で縦に突破する力を高めるボールコントロールとは?
- ボールを止めた一歩目で、最高のスピードに乗る方法
- 進行方向にアウトサイドでコントロールする時の「2つのポイント」とは?
運ぶ
- ドリブルの「スタート&ストップ」を鍛える3つのトレーニングとは?
- トップスピードでボールを自由自在に扱えるようになるには?
- 急に止まっても、乱れないドリブルのコツとは?
- 長い距離のタッチと、短い距離のタッチの違いとは?
- ドリブルのリズムを身に付ける、3つのコーンドリブルトレーニングとは?
- ジグザグドリブルで、タッチとコントロールの精度を高めるには?
- 試合で使える!ターンの練習でさらにレベルアップ!
蹴る
- なぜ、体が小さくて、筋力がない子どもでも強いキックを簡単に習得できるのか?
- ボールを蹴る時の「正しいフォーム」とは?
- 正しいキックを習得するために必要なこととは?
- 苦手な足を効率的に強化する方法とは?
- 強いシュートを打つ前に、身に付けておきたい大切なこととは?
- どんなに体が横に動いた時にも、ボールの真ん中を蹴るコツとは?
- なぜ、3つのボールがリフティングをメキメキ上達させるのか?