英語の発音が正しくできないので、英会話でコミュニケーションができないという悩みはありませんか?
英単語やイディオムなどを数多く覚えて、英語脳を身に着けて、英文法や英作文が瞬時にできるようになったとしても、正しく発音ができなければ、英会話は成り立ちません。
しかし、カタカナ英語は論外としても、英語の発音が厄介なのは、自分では正しく発音できているように思っていても、相手に全く通じない場合が珍しくないという点です。
あなたも、英語圏のネイティブなどと会話をした時に、相手が何を言っているのか理解できなかったり、自分が話しても相手が首を傾げたり、怒り出したりと散々な結果に終わった経験があったのではないでしょうか。
英語の正しい発音が身についていないことが原因なのです。
しかし、母国語と同じように、聞き流すだけで言語が身につけられるのは乳幼児までであることが、言語学の研究によって明らかになりました。
大人になってから英語を聞いたり話したりしても、言語として英語を身につけることはできません。
勉強をして身につけるしかないのです。
そこで役立つのが、アメリカ人言語学者のスコットペリーさんが開発した「ネイティブスピーク」という学習プログラムです。
ネイティブスピークとは?
英語の発音といえば、発音記号を覚えて、辞書などに書かれた発音記号のとおりに声を出すという勉強法が一般的です。
その後、文章の中で単語と単語がくっついて発音されるリエゾンなどに慣れていくという流れで発音の学習を進めていきます。
しかし、発音記号のとおりに声を出すという時点で、非常に高いハードルがあります。
自分では正しく発音しているつもりでも、ネイティブなどに全く違うと言われてしまうと、どうすれば改善できるのか、全くわからなくなるものです。
いろいろと自分で試行錯誤をしたり、講師などから教わったとおりに発音しても、再び「違う」という繰り返しをしているうちに挫折するわけです。
そこで、ネイティブスピークでは独自の「Scott Perry Tongue Position」を採用しました。
口の中をコンピュータグラフィックで再現して、どのように舌や口を動かせば良いのかを目で見てわかるようにしたのです。
発音のテキストで書いてありがちな「口を横に開いて、舌を上の歯につける」などといった感覚的なものではなく、CGを見れば具体的に動きがわかりますので、誰でも的確に上達することが可能です。
日本で著名な発音の書籍ですら、多くの母音の時の舌の位置が間違っているといったら驚くのではないでしょうか?
けっこう、いい加減に書いてあるものも少なくありませんが、ネイティブスピークはスコットペリーさんがすべてチェックしていますので、間違いはありません。
ネイティブスピークは発音記号だけでなく、ネイティブが普段の会話の中で最もよく使う39パターンのリエゾンも収録しています。